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電子マンガ開始のお知らせ/美軍師張良:全2巻

お知らせです。

ひとつ前の記事でもご紹介しました拙著の『美軍師張良』全2巻の電子マンガが本日発売開始となりました~!いろんな電子サイトさんに出ておりますので、ぜひお使いのところで<秦和生>で検索いただけると出てくるのではないかと思います!

■配信先の一例(敬称略)

kindle

紀伊國屋書店

BOOK WALKER

楽天kobo

DMM

honto

ということでして。よろしくお願いします!!『美軍師張良』については前とか前々の記事で詳細を書いております。どんな内容かはそちらでどうぞ~。

電子マンガは他にもいろいろ出しています。止まっているものも、更新が遅いものもちゃんと続きを描いていきますので続報をお待ちいただけますと嬉しいです…!

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お知らせは以上です。そのほか、雑談。

先日、読者の方からお手紙をいただきました。イラストも同封されていて非常に心温まりました。ありがとうございます。実はもうずっといろいろと辛い状態でいるのですがお便りいただいたりしますと本当にほっこりします。嬉しい…。ゆっくりやっていきましょう…ほんとに。

そのほか。映画の話。

もしかすると今年イチではないかと思われる映画を観ました。

『アフター・ヤン』

コゴナダ監督の前作『コロンバス』が大好きなため新作を心待ちにしていました。基本的にセリフが少なくて映像で魅せてくる作品なのですがセリフもいちいち刺さるし映像も本当に美しいしで、心に残る1本となりました。個人的な深い部分の感情に刺さりすぎたせいで衝動的な行動を誘発しそうな危険さえあって「もう1回観たいけどなんか危ない気がする…」と背筋がぞぅっとする感じもあり。(映画はそんなお話ではありません!悲しい部分もあるけど、とても優しい映画なので!!!)

コゴナダ監督は「アジア人を描く」ということに大げさな部分がないというか。物語の中心には常にそれがしっかりあるのにスッと心に入ってくる感じも好きです。映画に常に「余白」があって、その「余白」が美しいというか。まーとにかく好みにドンピシャ。こういう作品や監督を発見できるのは喜びですね。

『アフター・ヤン』は元にしている短編小説があるそうなので、そちらも気になるところ。読みたい本だらけ。大変だ。

こちらの映画はまだ上映中です。ゆったりした作品がお好きな方にオススメします。

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最近は美術館に行きたい気持ちも大きくなっていて、出かける予定をちまちま立てています。あと今カラーに興味が持ててないというか。モノクロ、もしくはそれに近いものに惹かれる傾向にあって。(元々モノクロペン画が絵の中で1番好きではあるんですが。トーベ・ヤンンソンの線画とか、そういう古いタイプの、線の表現を突き詰めたやつ)カラフルなものを見ても心が動かないなぁ…あー…となっていたらちょうどよく

太田記念美術館で『闇と光』

・三菱一号美術館で『ヴァロットン黒と白』

こんな展示をやっているのを発見しまして。嬉しい。まさに今欲しいもの。両方とも版画でした。(ヴァロットンなんて白黒コーデの服で行くと100円引きだそうです。なにそれ。楽しい。絶対に白黒でいく)

11月末には『兵馬俑展』も来ますし!!マストゴー!!(何年か前のと内容は違うのかなぁ?)

今はとにかく外に出て美しいものを見ることで心の回復をはかっています。涼しくて散歩するにもちょうどいい。引きこもりの割に外に出てるぞ!と思っています!(普通の人よりはがぜん出ていない)