秦と足軽稼働中

マンガ描いたり映画を観たり

ルートの3話がチケットになりました

お知らせです。

マンガアプリPalcyで連載中の『ルート~雪の王国 目覚める星たち~』3話がすべて無料チケット公開となりました。分割でなくいっぺんに読みたい方は今が読み時ということで。よろしくどうぞ!!

palcy.jp

というかですね。

お知らせが滞っていたためになんと4話-①もすでに公開となっております!あと3話のおまけも無料公開されてますのでぜひに。(各話おまけマンガがありましておまけは常に無料公開されております)

もともと滞りがちなブログなのですがここ1ヶ月強くらい<産みの苦しみ>によるあれやこれやで精神的にぶっ壊れておりまして。なかなかタフな期間でした。(今までの人生で1番くらいのヘビーさだった…)人の前では平静さを保ちつつ一人になると窓ガラスを叩き割りたい衝動を抑えたりいろいろ大変でした。いや~もうやりたくない!!!!!!!!(絶叫)

この期間のダメージがまだ全然残っていてへろへろしているんですが(HPゲージが黄色な感じ。誰に伝わるんだこの表現)まぁまぁ平時の状態に戻りつつ暮らしています。GWとかね、記憶がありませんね。

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そんなDAYS OF HELL!!!!!がいよいよ架橋だった頃に楽しみにしていた映画が公開されまして。『カモンカモン』という作品です。

ラジオジャーナリストのおじさんが少しの期間だけ甥っ子を預かって暮らしたり仕事したりするだけの映画なのですが。こちらを楽しみにしていたのは監督のマイク・ミルズが大好きだからです。前からネームが出来なかったり創作に行き詰まるとマイク・ミルズ監督の過去作人生はビギナーズを流して脳みそを清浄化したりしておりまして。

(元々著名なデザイナーだった人なので映画の絵ヅラもオシャレだし編集のテンポも最高だし何よりキャラクターに対する姿勢が好みで、とにかく全面的に好きしかない監督)

マイク・ミズル監督作品のキャラクターはいつも多面的で、いわゆるわかりやすい「コイツはこんな奴」という描き方をしないんですね。それぞれしっかり個性はあるのにみんな人生を生きていて、映画で観た時間の外でもしっかり生きてる感じがする。明らかにキャラ主体の物語で「こういう映画のゴールがあるのでそこに向かって進みます」という指針がなくて「この映画どうなるんだろう」といつも思う。キャラクター同士のコミュニケーションによる変化で物語が動く。でも終わってみるとすごくスッキリ癒やされる。そんなイメージで、今回の『カモンカモン』もまさにそんな映画でした。

叔父と甥っ子とお母さん(叔父さんの妹)と。距離を縮めたり失敗してうまくいかなかったりを繰り返す日々を丁寧に描いていました。相変わらず編集がよかった!

ま、とにかくですね。この映画を観たのがきっかけで長かったどん詰りから抜け出すことができました。このタイミングで公開してくれて本当に助かった…。いつもありがとうA24(アメリカの制作会社)。

『カモンカモン』まだ上映してるとこもあります!オススメです!!!

そんなわけで、エンターテイメントを生み出そうとしてズッコケて地獄を味わっていたらエンターテイメントに救われるという1ヶ月強でした。なんかこういう状態を表すうまいことわざでも言ってしめたいところですが寝不足で何も出てきません!

ちょうど似たような話をしているポッドキャストがありますのでそちらをご紹介して終わりにしようと思います。

open.spotify.com

では更新したマンガもよろしくお願いします!