『ぼくの地球を守って』はウィキペディアによると1986年~1994年にかけて「花とゆめ」で連載されていた作品で、今東京タワーで開催されている『ぼくの地球を守ってin東京タワー』は著者の日渡早紀先生の画業40周年記念のイベントということです。
さて、わたしが『ぼく地球(たま)』に出会ったのは小学校高学年の頃と記憶していますが、実はこの作品を読んで「漫画家になりたいなぁ」と子供ながらに夢見たという思い出深い作品でして。こんなステッキーなイベント行くしかあるまいということで「平日なら人が少ないはず…」と自由業の特権をぶん回して先日、平日の真っ昼間に東京タワーへ向かったのでした。
小学生の時に初めて見たのはテレビで流れていた『ぼく地球』のOVAアニメのエンディングで、木蓮が地球を抱いてる絵だったと思います。なにがピンときたのかは覚えていませんがそこから「漫画を買わねば」と田舎のイオンかどこかの本屋へ向かい、3巻以降しかなかったために3巻を買い(ちなみにこの時点でアニメは見ていません)しばらくその3巻を持ち歩いて何回も読んでいました。(田村さんが輪くんにズタボロにされる巻ではなかったかと思う笑)
田舎の本屋の品揃えには限界があり、本屋もあんまりないし、全巻揃えるのにかなりの時間を要しましたが感動の最終回を迎えて感無量だった気持ちをぼんやり覚えています。(昔の記憶が消されていくわたしにしてはよく覚えている方です)その最終回の舞台が東京タワーだったということで。
行ってきました東京タワー。
東京に越してきて10年以上たつけど数える程しか行ってなかったなぁ。イベントの詳細についてまったく調べていなかったのでチケットを買うのかとかなにもわからずタワーの職員さんに聞きまくる。
展示は3階で行われておりまして見るだけなら自由です。月基地メンバーのキィワードを集めるスタンプラリーに参加する場合は受付でお金を払います。(ちなみにこのスタンプラリー代には東京タワーのメインデッキに行く料金も含まれているのですが、案の定頭がふわふわしていて人の話を聞かないわたしは普通にメインデッキ行きのチケットも買いました。帰ってから気がついた。まぁいい。タワーにお布施したと思おう)
メインデッキへは、エレベーターと外階段で行くことが出来ます。もちろん外階段を選びました。(東京タワー決着シーンはタワー上部の外だったため)
何段あるかも知らずにへらへら上りましたがちょっと上がれば踊り場がある構造だったので一休みしやすくて特に疲れを感じることもなく上り切ることができました。「高いところ+外」環境が大好きなので(ビルの屋上とか大好き)とても楽しかった。人も少ないので踊り場でぼーっとしてても邪魔にならなかったし。また機会があれば上りたいなぁ。
外階段を行くともらえる認定証。あと途中にビートたけしがテレビ番組のロケで書いたらしいサインがあって時代を感じました。
そんなこんなで東京タワーを満喫、イベントを満喫。日渡先生へお祝いと感謝をこめてメッセージノートへの書き込みもして、スタンプラリーも楽しんで(メインデッキで「あの、柊ってどこにありました?」と聞かれて「あーたしか2階だったと思います」とかいう会話をした後また外階段を降りてた時に「東京タワーで柊どこですかって、こんな会話をする日がくるとは」とひとりでニヤニヤしました)展示もよかったし、アニメの映像が流れてて懐かしかったし、欲しかった木蓮のイヤリングも買えたし、充実した1日となりました。
楽しかったなぁ…。
外階段で足がギッチギチになっていたのにこのあと六本木ヒルズのZARAまで歩いていってとんでもない散財もしました…SALE品の在庫がよくて…つい。
素晴らしいイベントをありがとうございました!